バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンを作ろう12

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるタイムマシン「デロリアン」を作る企画の最終回(多分)です。
今回は、「おまけ」回として、映画の第2作で大活躍した(3作目の最後でも)「ホバーボード」と展示用看板を作ります。

前回のデロリアンの LED 点灯と映画音楽再生の制御回路については、以下のリンクをご覧ください。

完成した電装付きのタイムマシン・デロリアンです。

ホバーボード

「ホバーボード」とは、バック・トゥ・ザ・フューチャー第2作の2015年の世界線で広く使われている技術で作られた、空中に浮いて移動できる(子供用の)乗り物です。
バービー人形やカードゲームの UNO で有名なアメリカのマテル(Mattel)という玩具メーカが(多分、非常に安価で安全に)販売している設定です。

「設定資料」では超電導コイルを利用した磁気浮上装置で、8 cm 程度の浮上しかできず水上では使用できないことになっています。(磁気浮上では下に強力な磁石がないと浮上は不可能だし、常温超電導が安価な電源では維持できないと思うのですが・・・)

映画に出てくるマーティンが幼い女の子から借りた(?)ホバーボードは、マテル社製らしいド派手なピンク色です。
今回は、製作しているデロリアンの縮尺に合わせるために、約1/21のサイズで作ります。
簡単な形状なので、いつものように Fusion で設計しようと思ったら、Thingiverse でデータを見つけました。
デロリアンのデータを公開されている「OneIdMONstr」氏の「Hoverboard」です。

このデータをデロリアンの縮尺に合わせて 70% に縮尺して 3D プリンタで出力します。
(サイズが小さいので最高品質の 0.1 mm 積層サイズでプリントしても、すぐに終了します。)
ご覧のとおり単3電池半分ぐらいの大きさです。
このサイズで細かなデザインを塗り分けるのは私の技術では無理なので、シールを張ることにします。

シール用紙に印刷したパターンです。

このまま張ると平面的になってしまうので、表側の足を固定するバンドと裏側で出っ張っている丸い磁気コイル(?)部分は切り抜きます。

最初、裏面の丸いコイル部分は白色だと思ったのですが、ネットでマーティンが持っている他の写真を見ると黒く見えるものがあります。
映画を再度見直すと、このコイル部分は銀色でした。光の加減で光っていると白色に、陰になると黒っぽく見えたのですね。
ヘタクソですが筆で周辺を黒色、上下の固定具を茶色系のオレンジ、丸いコイル部分を銀色に塗り分けて完成しました。

完成したホバーボードは、デロリアンの助手席に置いてみましょう。良い感じです。

展示用看板

色々な場所で展示されたタイムマシン・デロリアンは、様々な看板が置かれていました。
今回は、現在も(多分、将来的にも)デロリアンの展示が続いている、米国ロサンゼルスにある「Petersen Automotive Museum」の看板をリスペクトを込めて個人使用に限って再現してみます。

大きさを変えて3種類印刷しました。
(画像は細部が分からないように解像度を落としています。)

看板の素材には、キラキラしているセリアで購入した「ミラー風シート」を使いました。

看板用シールより若干大き目でミラー風シートをカッターで切り取って、山折りにします。
そのままでは表面はつや消しの灰色ですが、保護シートをはがすとピカピカです。
これに印刷したシールを張ります。

白地のシール用紙に印刷したものを張ると、ちょっと安っぽい感じです。

デロリアンの運転席周りでも使った、はがきサイズの透明シートで作り直します。(ミラー風シートも作り直しです。)
手前が出来上がった透明シール用紙で作った看板です。
残念ながら、思ったとおりの出来ではなくて非常に見づらいものになってしましました。・・・失敗ですね。
白地シールの看板を採用にします。

デロリアンの前に看板を置いてみました。

動画

Youtube に動画をアップしてみました。
アカウントを新しく作るのが面倒だったので、愛猫のくうちゃん用のところに間借りしました。
(ありがとう、くうちゃん!後でおやつをあげるね。)
今回は BGM が流れます。再生音に注意してください。

製作を振り返って

2026年の3月に第1回を開始して2か月弱の連載になりましたが、タイムマシン・デロリアンが無事完成しました。
本格的なプラモデル製作は初めての初心者なので、細かな作りは出来が良くないですが LED テープによる電装と映画のテーマソングが再生出来て満足です。

ゴールデンウイークも終わっちゃうけれど、次は何を作ろうかなぁ・・・

コメント

  1. 半澤 より:

    デロリアン本体も、音楽なども実物に近く、素晴らしいですね。
    製作には、時間が掛かるし、大変だったと思います。

    • パオさん より:

      コメントありがとうございます。
      デロリアンは、以前から作ってみたいと思っていたのですが、流れる光を制御する方法を考えつかなくて延期していました。
      ところが、最近になってラジオペンチさんのブログで制御線1本で簡単にフルカラー LED テープが制御できることを知って重い腰を持ち上げました。

      作り始めれば大変ですが、楽しかったです。
      特に、デロリアンの設定資料は良く出来ていて、車両後方に積んである色々なメカにも、ちゃんと意味がある事を知って驚きました。