HAL9000 の製作 その7(魚眼レンズの試作)

HAL 製作記録の7回目です。
前回は、HAL9000 のレンズ部分を 3D 出力業者へオーダーしました。
(前回の内容については、以下のリンクをご覧ください。)

今回は、オーダーした部品を塗装して組み立てようと考えていましたが、早く出来上がりの状態が見たかったので、以前、3D プリンタで試作して塗装済みのレンズ枠に、「魚眼レンズ」を組み込んで HAL9000 の試作品を作ってみました。

オーダーした 3D モデル

前回紹介したレンズ枠の部品です。
今回は、この部品は塗装していないので使いません。

オーダーした透明部品です。
レンズ部分に使う透明部品ですが、レジン製とは思えない重量感と透明度です。

HAL のレンズの構造

映画で HAL の眼に使われたニコンの魚眼レンズ「Nikon Fisheye-NIKKOR 8mm f/8」の断面図です。(本物を持っていないので、各種資料から作った想像図です。)

薄青の部分が魚眼レンズに内蔵されているレンズです。
赤い部分は、ニコンの魚眼レンズに内蔵されている赤いフィルタですが、今回はプラスチックの赤い板から切り出して作ります。

ネットで見つけた資料によると、同じ型の実物の魚眼レンズを入手して後方から光を当てても映画の HAL のような見た目にならないそうです。
色々と試された方の情報によると、後方の細い筒部分のレンズは使われていなかったようなので、今回のレンズのオーダーは前方の3枚だけを作りました。
まずは、前方の2枚のレンズと赤いフィルタをレンズ枠に入れて試験します。

2枚使い

3D プリンタで作ったレンズ枠に前方の2枚のレンズを入れた状態です。
今までに作った、どのレンズよりも本物の HAL っぽいです。

黄色い LED を点灯してみます。
スゴク良い出来ですが、中央の赤いフィルタが目立ちます。

3枚使い

製作した3枚のレンズを全て入れてみます。
上の写真では大きかった赤いフィルタが小さくなって、より本物の HAL に近づきました。

LED を点灯させてみます。
おぉ!今までで一番本物に近い出来ですね。

映画のシーンから引用した HAL です。
このシーンでは、レンズ枠の外側の銀色のリングが黒っぽく見える程度まで暗い場所で撮られています。

今まで作った HAL の眼の比較です。
左から
・3年前に市販レンズをそのまま使ったもの
・プラ部品を組み込んだもの
・市販レンズを分解して組み込んだもの
・今回の試作品
です。

本体へ組込み

試作した HAL の本体へレンズ部を組み込みます。
良い感じです。

斜め方向からの写真です。
明るい室内で照明をつけて撮った写真はこんな感じですが、実際の見た目はかなり映画の HAL に近いです。

次回の予定

次回は、オーダーした 3D モデルのレンズ枠を塗装してレンズを組み込みます。
また、レンズ枠部分(ピンと調整用?)の外側の溝の切込みの数は200個で試作しましたが、調べてみたら AP333 さんが実際のレンズを数えたところ319個だったそうなので、溝の幅を小さくして319個に増やしてみます。

コメント