スタートレックのコミュニケータを作る企画の5回目です。
前回で必要な部品の準備が出来ました。
(前回のコミュニケータの小部品の製作についての記事は、以下のリンクをご覧ください。)
しかし、「グルグル」が表示されるリング部分は細かなサイズや紹介が抜けていました。
そこで、今回はリング部分について記録を残しておきます。
今回の製作部分
今回は、アンテナ部を開くと出てくる中央の表示部分、リング部を作った記録です。
なお、前回、簡単に紹介したリング部については、こちらで詳細に記載したので削除しました。

スタートレック(TOS)のコミュニケータの製作に必要な情報は HeroComm さんのページから引用しています。
詳細については、「The Parts」のページをご覧ください。
リング部の構造
HeroComm さんのページでは、10台のコミュニケータが紹介されていますが、今回製作するのは「アルファ」と呼ばれるものです。
HeroComm さんの「The Parts」のページからリング部の情報をまとめて、インチ表示を mm に換算してみます。
ご覧のように、アルファのリング部は2重構造になっています。
そして、リング部の一番上に透明な丸い窓が、上部リングの下に固定されたモアレの円盤が、少し下に回転するモアレの円盤が入っています。

この数字から、リングの厚みは (32 mm – 27 mm) ÷ 2 = 2.5 mm です。
また、上部リング下側の4本の溝は、実際に見つかったコミュニケータを計測した値には 0.008 in から 0.012 in まで揺れがありますが、計測誤差や経年変化の結果で実際には 0.01 in(0.25 mm)で設計されたと考えられるので、そのように作ります。
3D データの設計
いつもの Fusion で設計しました。形状が簡単なので1時間ほどで出来ました。
ちなみに、実物のリング部と比べて TFT 画面に対応させるために少し大きく作ります。
また、内側のリングのボディ部に入れ込む高さを少し長めに変更しています。
使用する円形 TFT ディスプレイは直径 38 mm、有効表示直径が 32.4 mm あるので、内径 28 mm だと 4.4 mm も表示されずに隠れてしまいます。(もったいないです。)
そこで、オリジナルのサイズ感を壊さない範囲で大きくしてみます。
色々と試作したところ、外形 34 mm、内径 30 mm なら違和感がなかったので、このサイズを採用します。

これを 3D プリンタで出力します。

3D プリンタ出力と塗装
設計したリング部のデータを 3D プリンタで出力します。
このままではザラザラが目立つので、下地を塗った後にヤスリをかけます。

そして、オリジナルはアルミを削り出して作られているので銀色で着色します。
(写真で接写するとアラが目立ちますね。)

次回の予定
次回は、予定していたボディ部分を作って合成皮革を張り付けてみます。
実は、すでにボディ部分は出来上がっているのですが、アンテナ回転部の微調整で沢山の試作品が出来ました。



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