10MHz GPSDO を組み立てる

時々、正確な時間を知りたくなりませんか?
自宅の壁掛け時計の分針がずれていると直したりしたくなりませんか?

私だけではなく、「正確な基準時間を知りたい病(失礼)」の方は多いようですね。

結構前の話になりますが、私が発症した「正確な基準時間を知りたい病歴」は、標準電波JJYを使用した10MHz周波数基準を使った正確な時計から始まりました。

その後、アナログ放送の時代は映像信号のカラーバースト信号を使用した秋月電子の「10MHz標準周波数発生キット」を使って周波数カウンタの校正などをしていました。

続いて、QST誌にW5OJM氏が投稿した「GPS-Based Frequency Standard」を組み立てたりしていました。
(QST誌は、アメリカ無線中継連盟(ARRL:American Radio Relay League)の情報誌です。)

また、地デジになってからは、ebayで海外から購入した「ルビジウム基準信号発信器」を入手しました。これで、病気は収まっていました。

「秋月電子の10MHz標準周波数発生キット」もちろん現在は販売していない。

ところが、JA6IRKさんの「高精度病 再び!」のページで、honkytonkさんの作製されたGPSDOの記事を見て、病気が再発しました。

GPSDO 10.0MHz 基準周波数発振器を作る」では、一般的なGPSの1PPSから10MHzを作るのではなく、(乱暴な要約ですが)STM32F411のクロックに10MHz OCXOを直付けして、プログラムでGPSクロックの揺れを予測して「偏差±1mHz以内の信号出力を目標」にしたものでした。

私の技術力では、その細部を理解するのは難しそうですが、とにかく、やってみよう!

と決意して、1年以上前にhonkytonkさんに連絡しました。

ありがたいことに、honkytonkさんからオリジナル基板などを譲って頂いたのですが、新型コロナウイルスの猛威が収まらず、関連する仕事の忙しさに1年以上の間、週末の日曜工作の時間が取れません。
基板は「積んだまま」になっていました。

やっと自由になる時間が取れたので、GPSDOの組み立てを再開します。

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