車の鍵の電池交換(CR2025)

電池交換の5回目は、車の鍵の電池交換です。
具体的には、マツダ車のスマートキーの電池交換を行います。

いつもはディーラーで電池交換をしてもらうのですが、今回は自分で交換してみます。
使用する電池は、調べてみたら「CR2025」です。

マツダ車のスマートキー

マツダ車のスマートキーには、3種類あります。

旧型

私の車の鍵はこのタイプです。
使用している電池は、「CR2025」です。

今回、電池交換手順を紹介するのは、このタイプです。

新型

2019年以降の車種に採用されているものです。
使用している電池は、「CR2032」です。

マツダの HP より引用

軽自動車用

マツダで販売している軽自動車は、スズキの OEM なので、鍵もスズキと同じものにマツダのマークを付けて販売されています。
使用している電池は、「CR2032」です。

マツダの HP より引用

使用電池

この鍵の使用電池は「CR2025」です。

メーカの HP より引用

現行のマツダ車のスマートキーの電池は、自宅の鍵の電池交換で使ったのと同じ「CR2032」です。

両者の違いは、厚みです。
・CR2032:厚さが 3.2 mm
・CR2025:厚さが 2.5 mm

厚さが違うので、電池の持ち(容量)も違います。
CR2032:220 ~ 240 mAh
CR2025:150 ~ 170 mAh
CR2032 を使って1年間使える器材なら、CR2025 に交換すると単純計算で8か月ぐらいで電池が切れてしまいます。

ちなみに、「CR2025」の意味は、
C:正極が二酸化マンガン、負極がリチウムで、出力電圧が 3 V
R:外形が丸型(Round)
20:直径 20 mm
25:厚さ 2.5 mm

「CR2025」の処分方法

電池の処分方法は各自治体で違っています。
我が街のHPで、「CR2025」などの「CR」シリーズの処分方法を調べてみたら、

・コイン電池(型式番号CR、BR)は、燃やせないごみ(有料)です
・セロハンテープなどでくるんで、有料の指定ごみ袋に入れて、燃やせないごみの日にごみステーションに出してください。

と書いてありました。
他の「燃やせないごみ」が袋に一杯になるまで、貯めておいて処分します。

電池交換の手順

マツダ車のスマートキーの電池交換の手順は簡単です。
しかし、慎重にやらないとプラ製の鍵のボディに傷や凹みが残ります。
自信のない方は、ディーラーなどの専門家に電池交換をお願いしましょう。

鍵の引き抜き

スマートキーの裏にあるレバーを動かしてキーを引き抜きます。

カバーの取り外し

キーを取り出した部分にマイナスドライバーなどを差し込んで、上下のかみ合わせ部分を外します。

車の取説より引用

カバーの隙間に不要なカードなどを差し込んで、ゆっくりと開いていきます。
無理な力が加わらないように、片側だけではなく上下の隙間に差し込んで、少しずつ開くと良いでしょう。

この時に、金属製の幅の狭い工具などを使用すると、柔らかいプラ製のカバーに傷や凹みが付いてしまいます。

カバーを外すと、中央に電池キャップが見えます。

電池キャップを取り外し、コイン電池を取り出します。

電池の挿入

正しくは CR2025 を挿入しますが、試しに寿命の長い CR2032 を入れてみます。
ちなみに、並べてみると 0.7 mm という厚さの差が結構の大きさの差になっているのが分かります。

左:CR2025、右:CR2032

CR2032 を入れてみます。
直径が同じなので、少しの厚みの差なら入るかな?と思ったのですがダメですね。
出っ張ってしまい電池キャップが閉まりません。

正規の CR2025 に入れ直します。
今度はちゃんと入りました。

鍵の組み立て

オレンジ色の防水パッキンが入っていることを確認して、電池キャップをかぶせます。
そして、カバーをパチンとはめれば出来上がりです。
最後に、鍵をスライドして組み込めば完成です。

動作確認

電池交換が終了しました。
一応、動作確認のために車のそばまで行って、リモコンでドアがアンロックされるかどうかを確認します。
問題なく動作しました。

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