前回、故障した電動モップ(SWDK D260)を修理しました。
このモップは、力強く前後に床を擦ってきれいにしてくれる優れものなのですが、掃除に使う水が出なくなり、そのスイッチを押すだけで電源が落ちてしまって不便です。
蓋を開けて分解しましたが、故障した部品の名称が分からなかったので、その部分をバイパスして応急修理で終わっていました。
(前回のモップの修理は下のリンクをご覧ください。)
今回は、故障した部品の「互換品」を見つけたので、交換したところ順調に動作しています。
これで修理は終了とします。
前回の応急修理
故障の症状としては、電動でモップは前後に動きますが、噴霧装置の電源を入れると水が出ずに電源が落ちるというものです。故障個所は、下の写真の中央に白っぽく見える「逆止弁」装置です。
噴霧装置で送った水が逆流しないように、ここの部品のゴムの弁で一方通行になるようにせき止めています。
この「逆止弁」装置の名前が分からず、ネットでも検索できなかったので、少し硬いビニール製のホースでバイパスしました。
バイパスした状態です。
オリジナルより少し長めに切ったのですが、チューブが固いので曲がり角が窮屈な感じです。
この状態で組み立てて試運転してみると、噴霧装置を作動させても電源が落ちることはなくなりました。
しかし、不満な点が2つあります。
1 自宅にあったビニールホースは固いので、曲げた角で折れて水の抵抗が多くなる。
2 「逆止弁」装置をバイパスしたので、ポンプの水が逆流するかもしれない。
少なくとも、自宅近くのホームセンターに行けばオリジナルと同じシリコンチューブが手に入るので、そこだけでも直しましょう。
部品の入手
久々に自宅近くで業者の方御用達の大きなホームセンター、「スーパー・ビバホーム」に行きました。
前回行ったときは、シリコンチューブなどは地下の資材館にあったのですが、今回行ってみると1階のガーデニング・コーナーに移動していました。
シリコンチューブは量り売りなので、係の人を探していると隣がペットコーナーです。
(帰りに愛猫のオモチャでも見て帰るかな。)と思っていると、ペットコーナーの水槽用品置き場で、小さな部品が目に入りました。
「逆流防止弁」です。
ビバホームオリジナルで、さらに今週は値引きされていました。
「これは買って帰らねば!」
もちろん、係の人を呼んだのでシリコンチューブも量り売りで購入しました。合わせてチューブの接続用の部品なども購入して部品箱の在庫を増やしました。
さっそく自宅で開封して比較します。
サイズ的には、ほぼ同じぐらいに見えます。
パイプの径はどうでしょう?
オリジナルのチューブを刺してみました。
チューブはしっかりとハマります。
抜け止めの金具が少し硬いですが問題ないでしょう。
全ての部品を接続してみます。
何だか元々このような形であったのでは?と思うほどしっくりと収まりました。
本体に入れ込んでみます。
オリジナルのホースなので、しっかりと本体に入りました。
取り付けた熱帯魚水槽用の「逆流防止弁」は、オリジナルと違って固定する部分が付いていません
しかし、所々にパイプを納める溝や出っ張りが付いていて固定されているので、「逆流防止弁」をテープで留める程度で外れることはないでしょう。
下の写真がオリジナルの状態です。
ほぼ違いがない、間違い探しクイズのレベルですね。
電動モップの組み立てと動作確認
分解の逆順で組み立てて、電源を入れます。
柄にあるモップの動作スイッチを押すと、モップが前後に動きます。
次に、柄の噴霧スイッチを入れます。
前回の試運転と同じように噴霧装置用のポンプが連続して動作する音がします。電源は落ちません。
最後に、水タンクに水を入れて動作を確認します。
問題なくモップを動作させながら噴霧装置が働いて、水がモップの先に適量出ました。
これで電動モップの修理は終了です。
満足度は、修理は出来て動作するようになりましたが、使っているのは「互換?」部品です。純正部品が入手できなかったので85点です。
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