小型丸時計(BRUNO BCA013)の電池交換(LR44)

電池交換を扱った記事の4回目です。
今回は、前回の Tektronix のオシロスコープよりはメジャーな時計の電池交換です。
と言っても BRUNO 社の「BCA013」ROUND LITTLE CLOCK は少し珍しい時計だと思います。

この時計で使用している電池は、「LR44」です。

BRUNO 社の「BCA013」

上の写真で見ると大きな壁掛け時計のようですが、実際には手のひらサイズ(直径 5 cm)で目覚まし機能も付いています。

私は街の雑貨店で購入しましたが、販売元のオンラインショップはこちらです。

我が家の時計は「ブルーグレー」ですが、全部で5色展開しているようです。
(写真は、オンラインショップより引用)

裏側を見れば分かるように、こんな感じで目覚まし時計としての機能も持っています。
(一番短い針でアラームを合わせます。)

本体のブルーグレー・針の薄いピンク色の色合いと形状はお気に入りですが、若干「かちこち」という動作音が大きい気がしますが、気にしなければ気になりません。

使用電池

取扱説明書を見てみると、この時計の使用電池は「LR44」です。
(取扱説明書から一部引用します。)

LR44も秋葉原に行ったときに在庫を確保しているので、すぐに交換に対応できます。
(もちろん、長期保存できないことは知っていますが、メーカも「期限が過ぎても使えなくなることを意味するものではありません。」と言っていますし、今後も自己責任で使います。)
(今回も写真は、パナソニック社のHPより引用)

LR44 は、今まで使った CR2032 や CR1225 の 3 V の「コイン電池」と違って、1.5 V の「ボタン電池」です。

ちなみに、「LR44」の意味は、
L:アルカリ電池、正極が二酸化マンガン、負極が亜鉛で、出力電圧が 1.5 V
R:外形が丸型(Round)
44:サイズを意味しています。直径が 11.6 mm で厚みが 5.4mm です。

CR2032 のように数字が4桁の場合は最初の2桁が直径を、次の2桁が厚みを表していますが、LR44 のように数字が2桁の場合は、
・41:直径 7.9 mm、厚み 3.6 mm
・42:直径 11.6 mm、厚み 3.6 mm
・43:直径 11.6 mm、厚み 4.2 mm
・44:直径 11.6 mm、厚み 5.4 mm
を表しています。

「LR44」の処分方法

電池の処分方法は各自治体で違っています。
我が街のHPで、「LR44」などの「LR」シリーズの処分方法を調べてみたら、

・ボタン電池
市で収集しないごみです
・一般社団法人電池工業会のボタン電池回収協力店にお持込みください(無料)
【コイン電池との見分け方】ボタン電池は、型式番号がSR、LR、PRと書かれています。

と書いてありました。
リンク先を調べてみたら、近くのホームセンターでも回収しているようなので、猫モノでも見に行った時に出してきます。

電池交換の手順

電池交換の補法は取扱説明書に書いてありますが、見る必要がないほど簡単です。
電池のフタ部分をマイナスドライバで左に回すと開けることが出来ます。

金属製の足が少し邪魔ですが、蓋を外して電池を取り出します。
あれ?少し膨らんでる?
時計の本体内部に液漏れなどをしていないか確認しましたが、問題はないようです。

右側が使用していた Panasonic の電池ですが、良く見ると前回は間違って LR43 を入れたようです。(電圧は同じ 1.5 V ですが、厚みが 1 mm 以上違います。)
左側が今回パッケージを開けた新品の Maxell 社の LR44 です。

このように使用電池の型番を間違えないように、次回も何かの電池が切れたら忘備録としてブログに書くことにします。

電池蓋を外すのは簡単でしたが、閉めるのは大変でした。
電池蓋は薄くて貧弱なプラ製の部品なので、力を込めると破損しそうですが力を込めないと閉まりません。
微妙な力加減でフタを閉めました。

動作確認

電池交換が終了しました。
デジタル式の時計と違ってスイッチの組み合わせを取扱説明書で見なくても、時計裏の時計の針のマークのノブを回すと針が動くので、時間合わせは簡単です。

時計の取扱説明書の電池寿命は1年間のようですが、今回の電池はどのくらいで切れるのかな?

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