前回、Arduino Nano やRaspberry Pi Pico が便利に使えるブレッドボードを 3D プリンタで作りました。
製作記事は、リンク先をご覧ください。(オリジナルは「Ludwin」さんです。)

ところが、現在進めているプロジェクトでは、Pi Pico と ESP32 を並べて比較する場面が出てきました。
ブレッドボードの配置は、こんな感じです。

今までは ESP32 を普通のブレッドボードで使ってましたが、一度便利なものに慣れてしまうと使いにくくて困ります。
さらに困るのが ESP32-CAM は書き込みの度に GPIO0 ピンをグランドに落とさないとならないのですが、隣のピンや基板間に余裕がないので、このピンを抜き差しする際に他のピンや ESP32 基板が外れたりします。
それが3回以上続くと・・・
平常心が保てなくなってきました。
データをセットすれば 3D プリンタが勝手に作ってくれるので、ESP32 用のブレッドボードを作ろう!
3D プリンタでプリント
ESP32 用のブレッドボードは、Hackaday.io の「Wide-Board Breadboard for Pico, ESP32 and Similar」で2種類の幅が公開されていますが、現在使用している ESP32-CAM は狭い方がジャストフィットです。
データを準備して 3D プリンタでプリントを始めますが、自宅の旧型 3D プリンタでは出力までにブレボ本体が6時間、裏ブタに2時間かかりました。

金具の取り外し
秋月電子で購入したブレッドボードから、金具を取り外します。
まず、裏のシールをはがしていくと・・・
「あれ?金具ごとはがれてくるぞ!」
今回は、表側からピンなどを使って金具を押さなくても、半分以上が外れました。

他の残った金具も浮いているものが多かったので、小さなドライバーで金具をひっかけると簡単に取り外すことが出来ました。
(でも、この後に強力な粘着力のシールから金具を外すのが大変でした。)
金具の取り付け
前回のブレッドボードの製作から日にちが開いていないので、金具の取り付けはスムーズに出来ました。
(3D プリンタのデータが良くできているので、金具がカチっとはまります。)

裏ブタをネジで固定すると、ESP32 用のブレッドボードが完成しました。

マーキング
このままでは使いづらいので、電源部の正負用の色と端子番号識別用の印を付けます。
完成しました。(左下の色が付いていないように見えますが、本体が光っているためです。)

使用感
ESP32-CAM を載せると、こんな感じでピッタリです。

ESC32-CAM は、表側にカメラと SD カードが付いているので、リセットスイッチが裏側です。
普通のブレッドボードでは裏側のスイッチは押しづらいですが、この改良型なら簡単です。

配線してみました。
周辺に余裕があるので、試作がはかどりますね。

気のせいかもしれませんが、オリジナルのブレッドボードではピンを挿す余裕がなかったために失敗が多かったのですが、改良型のブレッドボードを使ったら、思ったとおりの動作がスイーっとできました!
(下の写真は、ESP32-CAM で LovyanGFX ライブラリを使って TFT LCD に文字を出したところです。)

ESP32 用のブレボが(プリント時間を除けば)1時間程度で完成しました。
「ESP32 でピンが差せない!」とお困りの方、ぜひ、この改良型ブレッドボードをお使いください。


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