前回の記事で紹介したように、我が家のダイソンの掃除機は「Dyson Digital Slim Fluffy Origin」です。(他に日立とマキタがあります。)

その記事の中で、購入から年数(5年)が経過した我が家のダイソンが故障したので修理しました。2か所の故障と修理の細かな内容は、以下のリンクをご覧ください。
その後、調子よく動いていたのですが、取り換え式のブラシを掃除機の先端に取り付けて、ゴシゴシと力を込めて掃除をしていたら、ブラシのボタンが壊れました。
今回は、このブラシのボタンを 3D プリンタで作って修理します。
故障したブラシ
普段はフローリングの床掃除に使っているダイソンンの掃除機ですが、我が家では猫を飼っていて抜け毛が多いので、毎日の掃除のときには付け替え式のブラシ(正式名称:コンビネーションノズル)は欠かせません。
下の写真はボタン部分が壊れた状態です。
このブラシは、ボタンを押すと前後に動いて収納することができるのですが、ボタンがないとブラシ部分が固定できません。
非常に使いづらいです。

壊れたボタン部分です。下側の軸部分が取れています。

裏から見ると、軸部分の作りは非常に弱い感じです。
軸の左右に切り欠きがあって固定部分が少ないです。この部分がつながっていれば多少のことでは壊れないのではないでしょうか?
この状態で接着剤で取れてしまった軸部分を取り付けても、すぐに壊れてしまいますね。
ちなみに、ボタン部分に刻印されてている「DYSON T107350」で検索しましたがボタンの交換部品は見つかりませんでした。

3D データの製作
新品の部品は入手できなそうです。しかたがないので自分で作ります。
その前に、一応、先人の成果を確認しておきます。
3D プリンタで出力できるデータを公開している Thingiverse で、ダイソンのブラシの部品を検索してみます。
・・・残念!見つかりませんね。
仕方がないので、いつもの Fusion で1から作ります。
簡単な形状なので、30分ぐらいで出来ました。
ボタンの形状は一部変更しています。
全体的に簡易化して、軸部分の切り欠きをなくして壊れにくくしています。また、3D プリンタのステージに固定できるように裏側の丸井でっぱりを無くして平面にしました。

この作成したデータを変換して 3D プリンタで出力します。
3つほど微妙なサイズの調整のために試作品(失敗作)が出来ました。(一番右は Thingiverse で公開されていたダイソンの他のパーツ用のボタンです。)

組み立て
出来上がったボタンに、バネを入れてブラシに組み込みます。
パチンとはめると出来上がりです。

思ったよりも良い感じに出来上がりました。(自画自賛)
ボタンを押すと、ちゃんとブラシの出し入れができます。
このブラシ(コンビネーションノズル)は、互換品なら2千円以下で手に入るようですが、互換ブラシは出来が良くないとの評価が多いです。(毛が硬くて床などに傷がつき、さらに毛が短くて良く抜けるようです。)
簡単な製作で、ブラシがよみがえりました。
これで、もうしばらくはダイソンの掃除機が使えます。


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