ダイソン掃除機の修理

我が家の掃除機は、日立とマキタとダイソン(あと充電式の小型)がありますが、毎日の掃除にはダイソンが活躍しています。
種類は「Dyson Digital Slim Fluffy Origin」なので、定番の V シリーズではないです。

名前のとおり小型・軽量で、ヘッド部が平らになるので狭いところもスイスイお掃除が出来ます。

ダイソンの HP より引用

ところが、購入から年数(5年)が経っているので、そろそろ色々な所が調子悪くなってきました。
具体的には次の2つの箇所が故障しています。
・スイッチから指を放しても、電源がオフにならない。
・ヘッドが床にピッタリ張り付いて動かしづらい。

しかし、モーターと充電池はまだ元気なので、捨てるのはもったいない感じです。
じゃあ、素人でもできる修理、やってみよう!

サポートに問い合わせ

まずは、正規店舗から購入した掃除機なので、ダイソンのサポートの問い合わせてみます。(この商品の保証期間は2年なので3年前に切れています。)
サポートには、ダメもとで必要な部品が入手できないか聞いてみました。しかし、子部品での販売は行っていないそうです。
(すでに、ネット情報で調べて、子部品が購入できないことは分かっていました。)
しかたがないので、互換品などを使って修理します。

電源がオフにならない

トリガ式のスイッチから指を放しても電源が切れないのは、ダイソンの掃除機ではよくある故障のようです。
最初、この状態になった時には、グリップ下の充電池を抜いて無理やり電源を落としていましたが、本体への負担がありそうで良くないですよね。

Amazon などで「ダイソン 掃除機 スイッチ」で検索すると、自宅にあるタイプと違う定番の V10、V11、SV12、SV14 などで使える交換用のスイッチ部品は扱っています。
しかし、小型の「Digital Slim」には使えないようです。
自宅の掃除機のスイッチ部のアップです。

下の写真は、Amazon の販売店から引用ですが、V10 などとは赤いスイッチ用のプラ部品の形状が異なります。

Amazon のスイッチ販売店より引用

「困ったなぁ。分解してスイッチのプラ部品が壊れていたら、3D プリンタで作るか、でも 3D プリンタで作ると強度が不安だから掃除機ごと交換かな・・・」などと思っていました。

ところが翌日、同じようにスイッチから指を放しても電源が入ったままの状態でしたが、カチカチカチと何回かオン・オフを繰り返すと電源が切れました。
「あれ、直ったのかな?」

次の日も同じように電源が切れません。しかし、同じようにスイッチをカチカチしたら電源が切れました。
それを数日繰り返すと・・・

直りました!
ネットの情報では、電源がオフにならない時は内部のスイッチ故障の場合は少なく、スイッチ部の赤いプラ部品のズレや変形が多いようです。
今回は、多少の変形で電源が入ったままになったのが、カチカチと操作することで良い感じに成形されたのでしょうか?
(その後、数か月の間、1度も再発していないので、分解して原因を探るのは面倒なのでやっていません。)

我が家で成功した、スイッチが切れない故障の対処方法は簡単です。
スイッチをカチカチと十数回押したり放したりするだけです。(あまり強い力でやるとスイッチを壊します。)
1日で治らなくても数日やれば大丈夫でした。

掃除機ヘッドが床に張り付く

ダイソンの掃除機がゴミをよく吸い込むのは、サイクロン式でデジタル・モーターのおかげだと宣伝しているようです。

デジタル・モーターという名前は、なんだかすごい発明のようですが、普通の「ブラシレス DC モーター」ですね。DC モータをデジタル回路で適切に制御していると言いたいのだと思います。

サイクロン式で吸引力が良いというのは、
・サイクロン部でゴミを分離しているので、旧来のダストバック式より吸引力が維持できる。
・ヘッド部が床に密着する設計なのでゴミの吸引力が高い。
という事ですね。

そのため、掃除機のヘッドはピッタリと床に張り付くよう出来ています。
ヘッドが床に(可能な限り)密着することで空気の漏れを防いで、回転ブラシで吸い込み口にゴミを誘導することで高い吸引力を得ていると考えられます。

ところが、年数が経つとヘッドの滑りを良くしている「フェルト」がすり減って、床に張り付いて動きづらくなります。
我が家のダイソン(Digital Slim)も、フローリングなどの滑りの良い床なら問題なくても、ビニール素材の床などは張り付いて動かない感じになってしまいました。

ヘッドの左右を見ると、写真のようにタイヤの下の青い「フェルト」が痛んでいるように見えました。

ヘッドが床に張り付くと掃除が大変なので、とりあえず修理してみてダメならヘッドだけ交換ですね。

タイルカーペットを利用

まず、元のヘッドの形状を確認して、青い「フェルト」に見た目が近いタイルカーペットの切れ端を使ってみます。

青いフェルトを取り除いてみると、取り付け部分の溝は幅 5 mm 長さ 10 mm 程度ですが、簡単には抜け出ないようにフェルトの端を内部に押し込むようになっているので、最低幅は15 mm 以上必要です。

タイルカーペットを、そのサイズに切り取って取り付けてみます。
タイルカーペットのループ糸がいい感じに収まって滑りやすくなったように見えます。

早速、試してみましたが・・・
ダメですね。ビニール素材の床では張り付いて動かなくなる感じは解消しませんでした。
もしかしてヘッド後方の「フェルト」も痛んでいるかもしれませんが、タイルカーペットでは固定できませんでした。(両面テープを使っても、すぐに取れちゃいます。)

フェルト素材を利用

次は家具の足などに張り付けて滑りを良くするフェルトを使います。(だいぶ前にホームセンターで購入しました。今なら百均でも同じような物を売っていると思います。)

今回はタイヤの横だけではなくて、後ろ側にもフェルトを追加します。
まずはタイヤの横です。

そして、ヘッドの後ろ側には幅 10 mm に切断したフェルトを3か所に張り付けました。

フェルトを張り付けた完成品です。

ヘッドを付けた掃除機の使い心地はどうでしょうか?
おぉ!スイスイとフローリングの床をヘッドが滑ります。ビニール素材の床でも問題ないですね。
それ用に作られたフェルトではないので、しばらく使うとフェルト部分にゴミが付きますが大きな問題ではありません。
ヘッド部を交換しなくても、しばらくは使用できるようになりました。

でも、見た目が悪いので、AliExpress でダイソン掃除機のヘッド用フェルトとタイヤを注文してみました。
ヘッド用の部品が到着して交換してみたら記事にします。
(AliExpress で見つけたダイソンヘッド用のフェルト)

AliExpress の販売店より引用

(AliExpress で見つけたダイソンヘッド用のタイヤ)

AliExpress の販売店より引用

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