毎日行う事ではありませんが、風呂の掃除で床をブラシでゴシゴシするのは大変な作業です。
そこで、電動でキレイに掃除してくれるアイテムを作りましょう。
目標は、自宅にあるものを利用することと、簡単に安価に作る事です。
作り方の検討
まずは、現在、自宅にある清掃道具を見てみます。
1 以前このブログで紹介したフローリング用の電動モップは、モップ部分が前後に動いて床をピカピカに磨いてくれますが、風呂掃除に使うには大きすぎるし防水されていません。
2 「小型電動工具の収納」でも紹介した、ドレメルのミニドリルや AliExpress で購入したミニサンダー、プリント基板の細かな穴を開けるドリルなどもありますが、お風呂掃除に使うには低出力です。
「あまり高速回転ではないドリル・・・」探していると、全然使っていない充電式のドリルを、物置の奥から発掘しました。
DCMの「充電式電動ドライバ」(家にあるのは旧バージョンです。)です。
電動ドライバの中でも動作電圧が低く(3.2 V)、低速(260min-1)でトルクは 3.3 Nm なので、長時間持っていても負担は少なそうです。
ただし、ビットの取り付け部は可動式のチャックではなく、6.35mm六角ワンタッチビットロック方式(通常のビット用)なので、ブラシの固定方法をこのサイズに合うように考えなければなりません。
とりあえず、この電動ドライバにブラシを差し込む方法で行ってみます。
ブラシの加工
電動ブラシを回転する方式に決めたので、使っていない丸いブラシを探します。
(多分)セリアで購入した丸いブラシを加工します。

このブラシの柄の部分を、ノコギリで切断します。(プラ製なので簡単に切り取れます。)
そして、真ん中に 3 mm の穴を開けます。(ドリルの回転数が遅いので、正確に中央でなくても大丈夫です。)

・銅製の M3 6角スペーサ
・ステンレス製の M3 ネジ、長さ 20 mm(ステンレス製でないと濡れると錆びます。)

ブラシに6角スペーサをネジ止めします。

M3 用の6角スペーサは、電動ドライバのチャックにぴったりでした。
電動ドライバーに差し込んで使ってみます。

とりあえず使えます・・・
しかし、実際に風呂の床掃除に使ってみると、改善したいところが出てきました。
1 ネジはステンレス製で錆びませんが、6角スペーサは銅製なので錆びます。
2 6角スペーサは電動ドライバに良いサイズですが、ドライバ・ビットのようにロック部がないため使っていると外れます。
3 ブラシの毛が長くて柔らかい、そして少し小さい
ブラシの改善
ダイソーで見つけた、大き目で四角いブラシに変更します。
「磁石で引っ付くお風呂のスクエアブラシ」

このブラシも、同じように柄の部分を切り取ります。
そして、ブラシに電動ドライバのビットと互換のアダプタを取り付けました。
これは、いつもの Thingiverse で見つけた JmsDwh さん作の「Precision Driver Adapter (4mm & 3.5mm)」です。
下の写真で左側がビット互換で、右側に M4 サイズの穴が開いているのでネジで固定できます。
このアダプタを 3D プリンタで出力します。

このアダプタと M4 ステンレス製ネジ 20 mm を準備します。

組み立てると、こんな感じになりました。ブラシの硬さと長さも良いですね。

電動ドライバに取り付けて、風呂の床掃除に使ってみました。
今度は、ロックされるので抜ける事もなく、ブラシも良い感じでした。

まとめ
使っていなかった電動ドライバを活用した「電動ブラシ」が出来ました。
費用はブラシ代の110円のみです。(在庫のネジと 3D プリンタの部品を除く。)
しかし、風呂の床掃除を楽に行うために作ったのですが、スイッチを押し続けなければならないという弱点を発見しました。
また、電動ドライバの充電が変な感じだったので分解してみたら、驚くべき秘密が隠されていました。(現在発売されている同系の電動ドライバは改善されていると思いますが・・・)
その「秘密」については長くなるので次回に紹介予定です。


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