映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をご存じでしょうか?
第1作が公開されたのは、1985年なので、今(2026年)から40年以上も前です。公開当時に映画館で映画を見た方は、50歳以上の年齢だと思います。
しかし、2025年に劇団四季のミュージカルとしてリバイバルしているので、その内容は知らなくても題名ぐらいは知っている方も多いでしょう。
映画の内容
ネタバレしない程度の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の簡単な映画のストーリーです。
主人公の高校生マーティは、年の離れた科学者のブラウン博士(ドク)が作ったタイムマシンの実験中に、ある事件に巻き込まれて単身、30年前に飛ばされます。
自分が生まれる前の世界に突然、現れた主人公が見たものは・・・
そして、題名「バック・トゥ・ザ・フューチャー(未来に戻れ)」どおりに現代に戻るために、このタイムマシンは核燃料が必要なのですが、1955年に高校生がどうやって燃料を手に入れるのか・・・
その時にマーティが乗っていたのが、デロリアン社の DMC-12 を改造した車型のタイムマシンです。

デロリアン DMC-12
ステンレス製のボディでガルウイングが特徴的なデロリアン DMC-12 は、8万ドル(1200万円)以上と高価な割に故障が多く商業的には失敗しました。
1981年から2年間ほどの販売期間で約9,000台が生産されましたが会社は破産しました。
しかし、この映画が世界的に大ヒットしたおかげで、世界中に愛好家がいて日本国内でも実車が残っています。
有名なところでは「トヨタ博物館」のデロリアン DMC12ですね。

車両の諸元も「トヨタ博物館」の HP より引用させてもらいます。
| 項目 | 値 |
| 全長 | 4267 mm |
| 全幅 | 1989 mm |
| 全高 | 1140 mm |
| 車両質量 | 1233 kg |
| ホイールベース | 2408 mm |
| エンジン型式 | 水冷V型6気筒OHC |
| 総排気量 | 2849 cm³ |
| 最高出力 | 97kW/130HP/5500min-1 |
| 生産国 | イギリス |
手に入る模型
自宅の作業部屋には、かなり昔にユニバーサルスタジオで買ってきたデロリアンのミニカーがあります。
しかし、これって作りが地味なんですよね。

そこで、現在(2026年)、国内外の通販などで手に入るデロリアンの模型を調べてみました。
(国内は主に Amazon、海外は AliExpress の販売店の情報を引用しています。)
タカラトミーのガシャ
すでに手に入りませんが、2024年ごろにガシャでもデロリアンが扱われていたようです。
1/64 なので全長 67 mm ほどのミニカーサイズですが、写真で見る限りすごく精密な作りですね。
映画の1作目~3作目までの3種類があって、小物も付属しました。(欲しかったなぁ。)
価格:各500円(3種類あり)
全長:約 6.7 cm

青島社のプラモデル(小型)
「青島文化教材社(AOSHIMA) ムービーメカシリーズ No.12 バック・トゥ・ザ・フューチャー プルバック Part.2 タイムマシン 1/43スケール プラモデル」
価格:約1,100円
全長:約 10 cm
名前に「プルバック」とあるように、ゼンマイが付いたチョロQのような小さな玩具(オモチャ)です。

海外製のミニカー
「バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン タイムマシン ミニカー 1/24 DELOREAN BACK TO THE FUTURE2 フライイングモード 変形」
4,000円 B04
全長:約 18 cm
ミニカーと言っても海外製の製品なので大きいです。塗装された完成品でタイヤも変形します。
自分で作らず飾るだけなら、これ一択ですね。

青島社のプラモデル
「青島文化教材社 ムービーメカ No.BT-02 バック・トゥ・ザ・フューチャー PartII タイムマシン 1/24スケール プラモデル」
6,400円
全長:約 18 cm
大変よくできたプラモデルです。
さらに、3,000円ほどプラスすると、専用の金属製ディテールアップパーツも手に入ります。
総額で1万円出せるなら、これが良さそうです。

AliExpress で見つけたもの
「1/18 Collection DeLorean DMC-12 Back to the Future Simulation Diecast Alloy Car Model Vehicle Toy traffic fans kids gift」
16,000円
全長:約 24 cm
こちらも海外製の完成品です。
少し大きい分、細かなところまで良くできているようですが、写真をよく見ると色々な部分の作り・色が気になります。

ディアゴスティーニ
すでに販売が終わっていますが、分冊版の組み立てキットが出ていました。
ディアゴスティーニのデロリアンです。
1/8 と巨大な分、今まで紹介した中でも一番細かな作りになっています。
創刊号は499円ですが、全部で130巻になるという総額はすごいことになっています。
総額:約 24万円
全長:約 54 cm

フリーの 3D モデル
色々とデロリアンの模型を探していたら、あの Thingiverse で公開されている 3D モデルを見つけました。
「OneIdMONstr」氏が設計した「DIY DeLorean Time Machine with lights!!」です。
このモデルは、映画3部作の中で一番気に入っている2作目に出てくる「空飛ぶデロリアン」の電飾タイプで、自宅の 3D プリンタで製作できます!
詳しいことは、リンク先をご覧ください。
スライサーソフトの Cura でデータを開いてみたら、組みあがった全長は 30 cm 位なので 1/14 位の計算になります。
非常によくできたモデルですね。
今回は、これをつくってみよう!
(以下の写真は、 Thingiverse からの引用です。)

製作の方針
このモデルを作るには、3D プリンタ用の透明な材料(フィラメント)が必要になります。
ボディは光を通す透過性の材料を使い、バンパーやヘッドライトなど電飾するところはマスキングして、他を塗装することで独特な光り輝くギミックを実現しています。
(下の写真は、 THingiverse で公開されている製作過程です。)


ちょうど良いことに、先日、映画「ブレードランナー」に出てくる「デッカード・ブラスター」の透明なグリップそ試作するために購入して、他に用途を探していた透明な PETG の材料が余っていました。
しかし、市販のプラモデルではない初めて作るフルスクラッチの大きなモデルが完成できるか不安です。
そして、出来上がりは専用のスタンドが付くので、「展示場所」には 40 cm3 程度の空間が必要そうです。
(日本の狭小な家では無理っぽいですね。)
そこで、スライサーソフトの Cura で、サイズを 70% にしてみました。完成時の全長は約 21 cm(1/20)です。
これなら、自宅の旧型 3D プリンタでも余裕でプリンと出来そうです。
それでも、前後に分割したボディ部分の1つのパーツをプリントするのに、自宅の旧型 3D プリンタでは16時間ぐらいかかるようです。
今回はデータを見つけるところまでにします。
次回は、数日をかけてデロリアンの部品を 3D プリンタで出力します。

コメント